ハンドメイドシーリングワックスを作る(その2)

ダイソーメタリックで作ったワックス 2.実践編

2回目はダイソーさんで販売されているグルーガン用のグルースティックパラフィンを使ってシーリングワックスを作りました。
今回使用するメタリックカラーのグルーは5色入ったミックスカラーセットなので、着色する過程が省けます(1色3本×5色で15本入りです)

※材料には、シーリングスタンプを捺すための基本的な道具は省き、別途ワックス製作に必要なものだけを記載しています。

※こちらのワックスは、小麦いとさんのYouTubeを参考に作成させていただきました。
とても分かりやすいのでおすすめです。

1.材料

  1. はかり(無くても可)
  2. ダイソー「グルースティック・メタリックカラー」
  3. ダイソー「アロマクラフトシリーズWAX」(パラフィン)
  4. 大き目のスプーン(グルー等を溶かす)
  5. スプーン(かきまぜ用)
  6. シリコンの型(お好みの形で)
  7. へら(シリコンを整える)
  8. カッター(ばりを取る)
  9. カッターマット
ワックス作りで準備するもの

2.作り方

1.同じ色のグルー3本(11gぐらいです)を溶けやすいように1.5cm程度に短くカットしておきます。

2.温めた炉にスプーンを置いて、カットしたグルーをすべて投入します。

3.グルーが溶けたら、かき混ぜながらパラフィンを少しずつ入れてさらによく混ぜます。
  (しっかりかき混ぜながらお好みの粘度に調整していきます)
※投入するパラフィンの量はグルーの量に対して、1/2~ /3程度です。

4.ちょうど良い粘度になったらワックスの出来上がりなので、そのワックスを使って実際にスタンプを捺してみます
(捺してみて粘度がまだ高い場合は、「パラフィンを少し増やして粘度を下げてまた捺してみる」作業を繰り返して調整します)

5.捺したスタンプの柔らかさや強度に問題が無ければ、スプーンに残っているワックスを型に流して、冷めないうちにへらで表面のでこぼこを整えます

6.冷めたら型から取り出し、カッターでばりを切り取って完成です。

3.感想

比較的簡単な作業でかわいい魚型のワックスが完成しました。
パープル・ピンク・ホワイト・(とても淡い)グリーン・(オレンジよりの)ゴールドの5色です。
「メタリック」というより、光沢感のある優しいお色味のワックスですね。

パラフィンを少しずつ加えて好みの粘度にしていくので「はかり」は無くても構いません。
ただグルーに対して1/2~2/3の量がどれくらいの量なのか予め量っておくと分かりやすいと思います。

パラフィンを加える量は、作るときのお部屋の温度や染料の差によるのかグルーの色によっても多少差がありました。
最初はグルー:パラフィンを2:1で作ってみましたが、試行錯誤の結果、最終的には3:2ぐらいのほうがいい感じに仕上がりました。
(昼間よりも夜のほうが寒さで固まりやすく、パラフィンを若干多めに入れました)

お部屋の温度やお好みの粘度によって、パラフィンの量を調整してみてください。

もし途中でグルーの粘度に迷ったときは、一度市販品の理想の粘度のワックスで捺してみて、スプーンの中のワックス粘度と比較すると分かりやすいかもしれせん、お試しください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回はダイソーのグルースティック「メタリック」とパラフィンを使ってハンドメイドワックスを作ってみました。

次回は「素体」(着色用の半透明ワックス)を作ります!

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